日本では近年eスポーツという言葉が報道やSNSなどで話題にのぼることが増えてきました。
あまり聞きなれない方にとっては、eスポーツとはどんなものか想像がつきにくいと感じる方もいるでしょう。
それではeスポーツはこれまでどういう形で発展し、どのように進展していく可能性があるものなのでしょうか。
eスポーツのこれまでの発展
eスポーツの起源としては、1972年にスタンフォード大学で「スペースウォー!」というゲームの大会が行われたことに起因するという説があります。
通常のスポーツと異なり、当然ながらゲームの発展と同時にeスポーツも発展してきたと言えます。
世界的なeスポーツの発展は、韓国での寄与が大きいと言われています。
実際に韓国は世界に名だたるeスポーツのプロ選手を擁する国として認知されています。
2007年からはアジアインドアゲームズにてeスポーツが競技種目に加えられました。
現在最も有名とされるeスポーツゲームのLeague of Legendsは、2009年末に公開されました。
こうしたゲームを先駆けとして、近年でもPLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDSなどの新しいゲームがeスポーツとして認知されるに至っています。
eスポーツのこれからの進展
規模
eスポーツは現在も成長途中にあり、規模をどんどん大きくしています。
日本での認知度が上がってきているのも、その一端だと言えるでしょう。
また北アメリカやヨーロッパ、韓国や中国のみならず他のいろいろな国が参加することが予想されます。
やはりeスポーツが世界大会であるだけに、様々な国が参加することになるとより熱狂が強くなっていくと考えられます。
日本では独自のゲームを公認するに至っており、海外のeスポーツゲームはいまだあまり有名であるとは言えません。
これが海外と同程度に認知されるようになると、国内での機運も高まることでしょう。
ゲームの種類
現在のeスポーツゲームの種類は、MOBA・FPS・格闘ゲームなどが挙げられます。
国内ではeスポーツのゲームとしてMOBAゲームを挙げられる人はそこまで多くないと考えられます。
しかし格闘ゲームなどは日本のゲームセンターなどで育ってきた経緯があり、人気のあるジャンルです。
こうしたゲームの種類は、これから先も同じものばかりであるとは限りません。
2017年末に発売され急速に人気と認知度を獲得したPLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDSは、ジャンルとしてはバトルロイヤルとされています。
これは前述のTPSゲームの形式でありながら、ルールは最後の1人になるまで戦い続けるというものです。
このゲームの隆盛からバトルロイヤル形式のゲームが続けて発表されています。
このようにこれから先、新しいジャンルのゲームが出てくることが予想されるのです。
まとめ
〇eスポーツは韓国での寄与が大きい。
〇インターネットの隆盛もあり近年eスポーツの発展が目覚ましい。
〇これから先、新しいジャンルのeスポーツゲームが制作される可能性もある。
eスポーツはITのジャンルにとても近しいだけあり、その発展は目まぐるしいものがあります。
eスポーツに興味がある方は、世界に目を向けると様々な情報を得ることができることでしょう。