近年、eスポーツというゲームの世界大会が注目されてきています。
こうしたeスポーツのゲームというのは、ルールが複雑であるなど難しいと思われることが多くあります。
eスポーツの魅力とは、いったいなんなのでしょうか。
eスポーツはゲームである
ゲームは楽しむためのもの
ゲームとは楽しむために遊ぶものです。
これはゲームの本質と言えますし、とても魅力的なものです。
eスポーツで扱われるゲームは、スマホで遊ぶようなゲームとは基本的には異なり、またRPGのようなゲームとも異なります。
eスポーツで扱われるゲームは、は相手と戦うゲームばかりです。
個人競技として扱われるストリートファイターなどでも1対1で戦うものです。
ゲームの分野でRTA(リアル・タイム・アタック)と呼ばれるような、アクションゲームやRPGゲームの攻略までの時間を争うものもありますが、これはeスポーツとして一般的ではありません。
勝利したときの喜び
ストリートファイターのように1対1で戦うものもありますが、League of Legendsやスプラトゥーンのように多人数対多人数で戦うものもあります。
また近年ではバトルロワイアル形式のPUBGやFortniteのような自分一人(もしくは自分のチーム)以外はすべて的であるというFFA(フリー・フォー・オール)の形式のゲームもあります。
つまり戦って勝つことがeスポーツの魅力だとも言えるのです。
操作する各キャラクターの性能がまったく変わらず、技能だけが求められるものもあります。
またキャラクター同士に相性があり、ジャンケンのように敵が苦手なキャラクターを選べる方式もあります。
チーム戦のゲーム「Overwatch」は、戦っている間でもキャラクターを変更できるのでこのジャンケンのように後出しをすることができます。
いくつもの戦略・戦術を駆使して勝ったときの喜びはひとしおなのです。
eスポーツの楽しさと苦しさ
eスポーツの楽しさ
ゲームというものは楽しむものですが、戦う限りいつでも勝てるわけではありません。
それでも勝つためにプレイヤーは努力を重ねます。
集団でチームを組むMOBA(マルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ)と呼ばれるタイプのゲームでは、チームワークがとても大事なものとされます。
一人がとても強くてもゲームの大局を動かすのは難しく、むしろ下手な人が二人いると勝つのが難しくなると言われます。
そうしたチームワークがうまくはたらいて勝てたときは、eスポーツの楽しさを実感できることでしょう。
eスポーツの苦しさ
eスポーツでは強くなるために努力を重ねますが、チームワークがうまくはたらかずに負けることは日常茶飯事です。
また味方に下手な人がいると勝てないので、「noob(初心者、へたくそ)」という煽りを味方に吐く人が少なくありません。
こうしたゲームではVC(ボイス・チャット)として会話をしながらプレイすることもあり、暴言を吐く人はとても嫌われます。
まとめ
○ゲームはもともと楽しむためのもの。
○戦って勝てたときの喜びはひとしお。
○チームワークが噛み合わなかったり暴言を吐く人がいたりすることがある。
eスポーツの魅力は、通常のゲームにあるような勝つ楽しさと、コミュニケーションをすることの楽しさが混ざったものだと言えます。
しかしむしろコミュニケーションを容易に取れることが、楽しさを損ねてお互いに苦しむことがあるものでもあるのです。