eスポーツで五輪を目指すことはできるの?

最近ではオリンピックのニュースが話題になることがありますが、そうした話題の中でも「eスポーツ」というものに関するニュースを見かけることがあります。

このeスポーツとはゲームの世界大会やそのゲーム自体を指すものなのですが、こうしたゲームが五輪の種目になるのではないかと噂されているのです。

はたしてeスポーツは実際に五輪を目指すことのできるものなのでしょうか。

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eスポーツは五輪の種目として適切か?

楽しむというスポーツの一面

eスポーツが五輪の正式競技となるかを考えるとき、あくまでTVゲームであるのだから不適切だろうと考える人もいるでしょう。

しかしTVゲームだから不適切であるというのは、スポーツの定義から考えると不自然なものです。

そもそもゲームという単語は今でこそTVゲームのことを指すものとなっていますが、スポーツの試合のことをゲームと呼ぶこともあります。

またゲーム理論のように、何もゲームは遊ぶことのみを指すわけではないのがわかるはずです。

またプロではない我々がサッカーや野球をプレイするとき、楽しむという要素は欠かせないはずです。

ゲームという単語ひとつを取っても、eスポーツと一般のスポーツとの類似性が見てとることができます。

認知度

また五輪の種目の中にはボブスレーや水球のように知名度がさほど高くないものがあります。

こうした知名度の点では、eスポーツは一般的な趣味という観点からも認知度は十分高いものであると言えます。

TVゲームは若い世代に絶大な人気を誇りますし、通常のスポーツよりも動画や生放送として配信するのが容易です。

ですのでSNSなどでも拡散するのが簡単で、認知度を上げるのにはうってつけなのです。

こうした面だけ見ても、五輪を目指すのにまったく遜色がないことが分かります。

運動というスポーツの一面

しかしeスポーツが一般的なスポーツと決定的に違うのは、身体的な運動をほとんど必要としない点です。

腕や指を動かすのは当然なのですが、その点が一般的なスポーツと同程度の運動であるとは言いにくいものです。

こうした点をeスポーツが五輪の種目として不適当であるという意見が多く発生した場合は、スポーツとはいったい何であるか、身体的運動のみがスポーツを指すのか、といったような議論が沸き上がることが想定されます。

アジア競技大会にて正式採用されている

アジアの五輪とも呼ばれるアジア競技大会が2022年9月に行われますが、この第19回アジア競技大会にて正式競技としてeスポーツが採用されることがすでに決定しています。

実際、世界的に見ても韓国はeスポーツが盛んであり、強いプロの選手が多い国でもあります。

世界で一番プレイ人口が多いとされるLoLこと「League of Legends」では、北アメリカやヨーロッパよりも韓国が強いという認識が一般的です。

また中国でもオンラインゲームは極めて一般的ですし、タイやベトナムでもeスポーツのプロ選手がいます。

こうした観点から、アジアの五輪と呼ばれるアジア競技大会でeスポーツが正式競技として認定されることは、何ら不自然なことではありません。

とはいえ、これはアジアに限定された話です。

もちろん北アメリカやヨーロッパでもeスポーツの大会は行われていますし認知度もありますが、五輪の正式競技として認定されるかは、わからないのです。

すでに認知度・規模は世界的な大きさになっていると言えますが、それが五輪を目指すのに十分であるかは、やはり実際になるまでわからないでしょう。

まとめ

○ゲームという点では、eスポーツも通常のスポーツも大差はない。
○eスポーツは身体的運動という面では、スポーツから程遠い。
○アジアの五輪と呼ばれるアジア競技大会の正式競技として認定されている。

eスポーツが五輪を目指すことのできるものであるかは、実質的に認定されるまでは分からないものです。

しかしスポーツの定義や認知度という点で見てみると、決して可能性がないものではないと言えるでしょう。

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